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独断と偏見「カッコいいモノ」 ”缶飲料”



 ペットボトルにはない魅力が缶にはある。
中身が丸見えて柄の入ったフィルムを巻くだけのペットボトルに対して、金属という中身の全く想像すら出来ない容器に直接印刷されたデザインは容器そのものが顔。
このブログはあくまでも”カッコいい”が主題。
美味しそうな表現とか広告的要素は一切考慮しません。
レコードのジャケットのごとく、缶のデザインそのものがキャンバスであると勝手に考え”カッコいい缶飲料”をランキングしてみます。



 数時間にわたってリサーチして分かってきたこと。
当然ですが、缶飲料というのも味もデザインも時代の流れを象徴しています。
昭和のデザインはシンプルであり、商品イメージを押しの強いロゴで目だとうとするやり方が多い。
当時のジュースの味というのは今ほど種類が無く、それらを見た目の押しで消費者の気を引いていた気がします。
もっと言うと、缶の見た目でどんな味かが想像出来たのが昭和でした。


 それが時が進むにつれ、複雑な味のものがどんどん増えてきてもはや見た目で判断させるのは不可能になってきました。
すると、その味を表現するのに文字を使うようになります。
そして、デザインは味との関係性を保ちつつも独自のインパクトを持たせるようになります。
結果、デザインそのものが商品の一部となってきます。
商品によっては、むしろ味よりも流行性を狙っているように思えることも多々あります。
要は、缶飲料のデザインは以前の飲料を宣伝する為のパッケージから、商品そのものの一部となったと私は感じます。


 そんな訳で、デザインの良さを考えるとどうしても最近のものを挙げる事になってしまいます。
なので、「まあ、そうでしょうね・・・」というランキングになってしまいました。
ご勘弁ください。




 で、ランキングの前にひとつ雑談を。
検索中に懐かしいものを見つけました。
「メッコール」。

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(画像引用:「ミドル エッジ」


麦コーラと呼ばれたもので、子供の頃親戚の家に行くと大量に置いてあった激安コーラだ。
正直、クソ不味かったのをはっきり覚えている・・・
穀類っぽい癖のあるパンチのないコーラ・・
まあ、今となっては良い思い出ですが(笑)
なんでも、韓国産だったとか。
今になって知りました。
韓国のりは好きです。


では、独断と偏見のランキングです。





 6位  「Red Bull」

 オーストリア発、レッドブル。
意外にもルーツはタイらしい。
どちらかと言うとシンプル系になるのかもしれないが、中心のイエロー(黄金の太陽)がひとつ入ることで複雑なロゴに見える。
この太陽を外すと成立しないデザイン。
本来ならもっと上位に入れるところだが、一つ残念なのが、円柱の缶の形状にデザインが少し殺されてしまっている感がある。
いかにも円柱に巻いたという感じが隠せない。
飲料としては何の問題もないのだが、一つの作品としては少々勿体無い気がする。
5位以上のはすべて缶の形状に殺されていない。

下の箱の方が平面のロゴがバシっと決まって断然カッコいい。


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  5位  「7UP」

 これ、おそらく1960年代のもの。
なんと思い切ったデザインだろうか。
ゲームのアイテムにでも使えそうなくらいシンプル。
しかも今見ても何の違和感もない。
むしろ今のものよりも広告感が無く非常にクールだ。
レーシングカーに貼られたスポンサーロゴは飲料メーカーの広告とは思えないほどフィットしている。
このデザインの缶の画像を探したのだがなかなか見つけられなかった。
それもそのはず、まさか60年代のものとは・・・
なんとオークションでは当時の汚れた空き缶が4000円前後で取り引きされている。
分かる人にしか分からない世界だ・・・
ちょっと分かる気がするが(笑)

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  4位  「エネルゲン」

 これは意外かも知れないが、文字とラインだけで構成されているのは有りそうで無い。
大抵そういったやり方だとインパクトも無くつまらないものになりがち。
しかも缶のオレンジと黒文字の二色のみ。
新聞のような見た目を商品にするのはなかなか難しいと思う。
そこで特別変わったフォントでもない「energen」を文字にスリットを入れ”gen”をラインごと斜めに押し上げた。
そして「burn your body fat!」の一文だけラインの斜めに合わせる。
逆に言えばそれだけ。
しかしそのバランスは完璧。
気になったのは、「burn your body fat!」の一文を斜めにすることで雰囲気を壊してない事。
普通斜めに文字を入れると商品ぽくはなるが同時に落ち着きも無くす。
なぜクールなイメージが崩れないのか?とよく見てみると、なんと、文字は上下整列したまま配置だけが斜めになっている。
それがイメージを崩さずアグレッシブさだけが表現されたようだ。

 正直他のものほど派手さや個性はないが、度を超えた真面目さを感じるこのデザインは逆にベスト・オブ・ザ・クール!
Tシャツにも出来そうなそのデザインは飲料缶としてはむしろ個性的かも知れない。



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 3位  「zone」

 これは一番最新のクールデザイン。
個性を放つのは、まさかの虹色に輝く”電源マーク”。
完全に”最新”、”世代”を意識している。
何の感情もない印象の中に角丸の金属風フォントが近未来のカッコ良さを感じさせる。
電源マークは滅茶苦茶カッコ良い。
もっと上位でも良かったのだが、個人的には”zone”のロゴより下の文字群は要らない。
DIGITAL PERFORMANCE ENERGY とか意味が分からないし逆にダサい気がする。
潔く、”電源マーク”と”zone”だけで良かったと思う。
そうすれば2位でも良かった。



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 2位  「コカ・コーラ エナジー」

 これはすばらしくカッコいい。。
基本的にコカ・コーラマークと商品名だけで構成されているが、マークが横で商品名の文字が縦。
斜めというのはありがちだが、90度という潔さがカッコいい。
そして、シンプルがつまらないとならぬように周りを不規則な波模様で埋め尽くしている。
言われなければ波紋には見えない主張のなさがロゴを引き立てる。
そして、飲み口の上面まで同色にするという冒険。
これって結構コスト掛かるんじゃなかろうか?
知らんけど・・・


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 1位  「MONSTER ENERGY」

 私はメジャーなものはあまり好まないのだが、これは1位にせざるを得ないと思う。
良くできたデザインだと思う。
飲料感ゼロのデザインはなかなかの冒険だと思うが、逆にMAX売りに勝負をかけたデザインなのかも知れない。
味がどうの、売れる為にどうの、なんて理屈は感じさせず、ただただ攻めの存在感。
もはや何の商品にでも付けられるオールマイティの雰囲気は最強と言えるし、これからもなかなか抜きに出るものは出てこない気がする。
ケン・ブロックのマシンなど見てしまうと無条件にあちこちにステッカーを貼りたくなる。
斬新と思い切りだけでなく、最上位部斜め部分の”TAURINE・・・”の細かい細工が高級感を出している。
他にもバリエーションがあるが、やはりブラックにグリーンのこの1本でしょう。


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独断と偏見「カッコいいモノ」 ”自転車” ver.2



 以前のカッコいいものシリーズ、独断と偏見「カッコいいモノ」 ”自転車”編でご紹介した自転車よりも圧倒的にカッコいいマシンを発見したので「ver.2」としてアップグレードします。
おそらくイギリス、もしくはサンディエゴの会社と思われる”Wordless Tech”デザインのトライアスロン用のバイク。
前回の「TORON」的な自転車もいんぱくとはあったものの、実用的なデザインかというとあまりその気配は感じられない。
比べて、このWordless Techのデザインは素人が見ても合理的に考え抜かれたデザインであることは想像に難しくない。

 競技用であるから当然軽量化が第一前提だと思われる。
通常軽量化を極めると空間だらけのスカスカな風貌になりがち。
しかし、おそらくカーボンであろうこのボディの表面積はそれを感じさせない。
重量よりも空気抵抗重視を感じるが、まあ、言うまでもなく恐ろしく軽いのだろう。
現代の素材と加工技術の成せる技。車で言えばフレームシャーシではなくモノコックといったとこだろうか。
さすがにベースのフレームは何本か入ってはいるだろうが。

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 私は自転車に対する知識は皆無なので想像しか出来ないが、このホイールはカーボンだろうか?
空力を考えていることは一目瞭然だが、アルミで作ったら、いくらアルミとは言えもの凄い重量になるはず。
輝いて見えるが、今はカーボンでこんな造形ができるのか?・・・
マニアの方なら常識かも知れないが、だとしたらその加工技術見てみたい・・・

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 本来一番メインのフレームが見当たらないというのは不思議な造形だ・・・
このデザインのカッコ良さの理由の一つとして、後ろへ行くにしたがって下がるライン(フレーム)が無いというのがある。
大まかな構造として、横のラインはペダルから後輪へ向かう線とハンドルからサドルに向かう線の二本だけだ。
更にペダルから上に立ち上がるラインが皆無なので結果、大まかには前輪後部から後輪中心まで斜めに伸びる一本のラインに見えなくもない。
そしてそれに一役担っているのが、それを助長させるカラーリングだ。
ペダルの前後のラインを一本に見せる色分けがされていることで、前輪から後輪まで斜め上に伸びるカッコいいラインが出来る。
ということは、この自転車のデザイン的構造として、二つの円(車輪)とそれらをつなぐ斜めに駆け上がる下のライン、そしてそれと平行に駆け上がるサドルへつながる上のラインだけで構成されていることになる。
落ちるラインが無いのだ。
それがこのカッコ良さにつながると勝手に分析した。

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 いやぁ、美しい・・・
文句なく二つ目の独断と偏見「 TD CROWN S 」
ところで、この自転車、いくらするのだろう・・・・

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独断と偏見「カッコいいモノ」 ”オーディオ” プリメインアンプ編



 カッコいいオーディオ、アンプ編です。
中でも”プリメイン”と”セパレート”は一緒には比べられないので、今回は一般的な”プリメインアンプ”でいきます。

 最新のオーディオは全く知識がないのでまた数時間検索しまくりました。
しかし、私が古いのか最近の丸みを帯びた流線型のデザインはオーディオとしては好みではないです。
あくまで好みです。


 アンプは音量や音質の調整、ソースやスピーカーの切り替えのセレクターなどで構成されていますから、それらの操作性を保ちつつシンプルにした方が美しいデザインとなります。
これでもかとランプやスイッチだらけにするとメカ過ぎて美しくない。
また、一時期流行った大型の角形スイッチなどはズラッと並べない方が適度のアナログ感で出て逆に高級感が出る。
あと、重厚感はあった方が(見かけ倒しはダメだが)質感が高いし実際音も良くなる。


 では、独断と偏見の3位から。





3位 「SONY TA-F555(333)ESX 」

 ブラック代表、SONYの「SONY TA-F555(333)ESX。
333ESXが登場した頃、ちょうどアナログチックが流行り始めたかどうかだったと思う。
それまではとにかくスイッチが多く、角形スイッチやトグルスイッチが混在して、スライドボリュームも珍しくはなかった。
それが機械っぽくて良かったのだが、この頃からアナログメカ=高級感という空気になってきた。


そんな中、まさかのSONYがアナログ感全開のモデルを出してきた。
売りはジブラルタルシャーシなる26kgもある79800円ランクとは思えない重量。
そして、こだわりの証として、「SONY」エンブレムを真ん中に持ってきた。
それが中級機でありながらワンランク上の質感を出した。
私の中ではこのタイプのデザインでは今だに抜きに出るものは無い。
つまみの数、つまみのサイズ、配置、文句なし。


 見た瞬間に一目惚れし、購入。
今でも現役です。古いが故に、アナログプレーヤーが使える。
今では主流のシルバーやシャンパンゴールドの機種には高級感は勝てないものの、見かけなくなったサイドウッドがそれを補っている。
ちなみにブラックモデルの性として、サイドウッドを外すと途端に格下に見えてしまう。

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2位 「Accuphase E-306V」

 さすがにデザインが良いものは必然的に高級機になってきてしまう。
もはや安っぽいアキュフェーズは見たことはないし、大体同じような顔を持つのが特色のブランド。
その中でこのモデルを選んだ理由は二つ。
大き過ぎないメーターパネルと、ちょうど良い操作系の数。


 基本的にAVアンプでもないのにリモコンで操作するタイプは好きではないのです。
イメージ的に余計な回路が増えることで音質が落ちるという先入観があるから。
出来るだけ生音を追求し、それがデザインに現れている方が魅力的に感じる。
そういう意味で、E-406のようにパネルを開くと多くのスイッチ類が現れるタイプはシンプルとは言え先入観がデザインをも拒否してしまう。
なので、堂々と最低限のスイッチ類を配置している方がのっぺらぼうよりもデザイン的にも好感を感じる。
アナログメーターも、アキュフェーズの持ち味で好きだが、あまり大きいと逆に高級感を感じない。
少し控えめだが精密さを感じるメーターの方が断然カッコいい。

 そして気を引かれるのがツマミ類のあるセンターパネルのゴールドが濃くなっているところ。
ハイエンドでなくてもほとんどがゴールド系になっている中で、この配色だけで高級感が増す。
※ モデルによって一色のタイプもある模様。

 少ないパーツとシンプルなパネルを使って、センスだけでこの質感を出すのは素晴らしい。


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(画像引用:「ハイファイ堂」





1位 「LUXMAN SQ-38signature 」

 これは他の何者とも比べられないラックスマンの真空管アンプ。
かなりの高級機だが友人が所有していたのでよく聞かせて貰った。
当然音も素晴らしい生音だ。
上半分に真空管をびっしり積んだこの機種は、デカい上に他の機器を載せる事もできない。
それどころかかなりの放熱がある為、上には空間をつくる必要さえある。
というか、ラックに入れるような代物ではない。
完全に単独で置いて、ぼやっとオレンジに光り音を出している様子を眺めてしまう特別な個性を持つアンプ。


 上半分が真空管収納部となっている形状は他とは比べにくいところだが、天井がアーチ状になっているのが更に個性を発揮している。
この収納部はその後、操作部と同色になったりしたようだが私はこのいかにも真空管を背負っているのを誇張するかのようなこのカラーリングの方が好きだ。
シンプル過ぎる位の操作部と真空管部が合わさることでちょうどいい一体感が出ている。
他にはないルックスは文句なしに初の”TDクラウンS”。

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(画像引用:「Nack Audio」

「”Tsukuyomi Design” アクセサリーの考え方」




 今回は「Tsukuyomi Design」のアクセサリーの考え方をお伝えしてみようと思います。

「ツクヨミ・デザイン」:https://tsukuyomi.design/

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 いつも一番に考えるのは、”とにかく他にないもの”。
最初の記事でも書きましたが、元々シルバーアクセ制作を始めたのは自分が欲しいアイテムを見つけることが出来ず「だったら自分で作るしかない」と思った事に始まります。
かれこれ15年程前になるでしょうか。



 最初は自分が着ける為でしかなかったので、シルバーに対してデザイン面も技術面も何の知識もないまま、アートクレイ・シルバー(銀粘土)なるもので制作してみました。
簡単に出来るという割には結構加工しづらく、乾きやすく、完成してもやけにもろい・・・
自分は決して不器用ではないと思っていたのに、思いの他苦労しました。




たしか、これが私が初めて作ったリングです。

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 こんなにシンプルな形なのに何度も何度も手直ししながら作ったのを覚えています。
こんな感じでまずは作りやすいものをいくつも作って練習しました。
しかし、自分の思うような形を作るには至りませんでした。
普段指先は器用だと言われるので、正直余裕だと思っていました(笑)
いざやってみると、普段の生活の中で作業するものとは細かさの次元が違い、”器用”なんて程度では役に立たないと思い知らされました。

 そして、シルバーブランドやデザインの知識も何もなかったので、まず最初に買ったのがクロムハーツのムック本でした。
正直、クロムハーツが有名なブランドであることすら知らず、本屋に置いてあったから買っただけです。
でも、シルバーに精通する知人もいなかったので独学で勉強しているうちに”クロムハーツ”スゲーな、カッコいいな・・と思い始め、気づくと「シルバー本気で作りたい」と思うようになりました。
ただ、やはり同じようなものは作らない、個性は強めに出していこうとは思いました。



 そうやって半年ほどシルバークレイで作り続けました。
すると、周りの人から「自分にも作って」という声が聞こえるようになりました。
それはとても気分の良いもので、「いつか自分で作ったものを販売して知らない人達にも使って欲しい」と思うようになりました。
で、そうなってくると考えなくてはならない事が出てきます。
それは、一点ものを売るならいいが、独自のモデルを量産するとなるとシルバークレイではコストが掛かりすぎるし複製を作るにはまったく向いていないということです。



 そうなってくると鋳造というものを覚えなければならないと知りました。
”鋳造”は、まずWAXというロウのようなもので原型を作り、それを石膏で固め焼く事でWAXが燃え尽き空洞が出来ます。
そこへ銀を溶かして流し込むことで、原型と同じ形の銀が出来ます。
それを丁寧に磨き上げてシルバーアクセになります。
それからゴム型を作ることでWAXの複製が作れるようになります。


[シルバークレイのメリット]
・ 鋳造や彫金の様に火を使わないので安全
・ 粘土なので修正がしやすい
・ 純銀なので白い輝きが綺麗


[シルバークレイのデメリット]
・ 加工しやすい反面、乾きやすいので濡らしながらの作業が面倒
・ 価格が割高
・ 純銀で、かつ銀粘土の構造上完成品は微細な空間だらけになるので、柔らかく細いものだと非常に曲がりやすく折れやすい。


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(このWAX原型は現在のものです)


 シルバー925(純度92.5%)の鋳造のメリットとして、純銀のシルバークレイに比べ強度がありますからデザインの幅が広がります。
※ シルバーアクセサリーは一般的には「シルバー925」または「スターリングシルバー」と呼ばれる純度92.5の銀になります。



とは言え、鋳造を教えてくれる人もいなければ家族もあるので学校へ通う訳にもいきません。
私は「誰でもいいからまず基礎を教わろう」「誰に?」「材料はどこで手に入れる?」・・・・
少なくともこんな田舎じゃ教えてもらえる所なんかない・・・
と考えに考え、「東急ハンズなら機材を置いてあるんじゃないか?置いてあるなら使い方も聞いてしまえ」と、忘れもしない新宿のハンズへ向かったのでした。



すると、あるある、機械も銀素材も。
迷惑は承知の上で3、40分は店員さんをひとり占めして教授頂きました。
ハンズの店員さん、その節はご迷惑おかけしました。そして有難うございましたm(_ _)m
本当にざっとですが、基本中の基本を理解した私は帰ってから毎日聞きそびれた部分を理解すべく練習を始めました。
もはやそれは練習というより実験でした。
出来が失敗なら良い方で、鋳造の瞬間溶けた銀を吹き飛ばして床を穴だらけにしたり火傷したりは一度や二度ではありませんでした。
石膏の水分量や焼く温度や時間、それらの組み合わせ・・・完全独学は非常に遠回りだったかも知れませんが、普通しない失敗をすることで知識は増えたと思います。
そして、しばらく練習を続け、まともに形に出来るようになりました。




 鋳造はマスターしたものの、今までろくな知識もなかったところにクロムハーツや似たようなドメスティックブランドの作品ばかり見ていたものですから、同じような方向にどんどん引っ張られてしまい、「あ、また同じじゃねーかー!」の繰り返しでした。
頭では面白いものを想像するのですが、それを形にするのは難しい・・・
思い切ったものを作ってもセンスの感じられないいかにも素人くさいものしか出来ない・・・
そんな時期が数年続きました。

 そうやって思い悩んでいた頃の作品のひとつです。

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 現在のTsukuyomi Designのアイテムは個性が強いので、むしろこういう方が良いなんていう人もいるかも知れませんが、やはり”何ものにも似ていない”を大事にしていますので、こういったどこかで見たことのあるようなものはこれからも作ることはないでしょう。


 ちなみに、この頃はデザイン的に向かう方向が定まらずブランド名をいくつか変えながら自分なりのデザインを模索していました。
そして、商品としてもそこそこになってきたかなと思えるようになってきた頃、気づくと避けようと思ってきた”ちょい悪”に足を引っ張られていることに気づくのです。
今もそうですが、怖がらせるもの、悪さをアピールするものは作らないようにしています。
今メインにしているペンダントなどは、自分にとってパワーの源であり、お守りであり、自分の個性の象徴だと考えていますので、”負”のイメージを感じさせるものは着けるべきではないと考えています。
まぁ、確かに悪そうなものはカッコいいと考えるのも男としたら当然の事ではあるのですが、もうそういうものが主流の時代は終わりを迎えると考えています。
※ 決してそういうものを否定するつもりはありません。


 これはその頃作っていたやつです。

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 そしてこの数年後、独自の発想をやっと形に出来るようになってきたのをきっかけに、ブランド名を「Tsukuyomi Design」としました。
独自のスタイルとして、

・ 他にないものしか作らない。

・ 何かをモチーフにし、形を再現するものは作らない。独自の世界観。

・ 何かをぶら下げるという形態はチェーンとペンダントトップの一体化を崩すことになるので、
  丸カンは絶対に使わない。

・ チェーンもペンダントトップのデザインの一部と考える。


 あと、独自の個性として、タマムシの羽をシルバーと組み合わせる。
宝石などは中に入った光の複雑な屈折により輝きますが、タマムシの羽は透明ではなく完全反射ですので、宝石の光とは全く違う輝きを見ることが出来ます。

 このようなアイテムを作っています。
本気で気に入ったものしか出しませんので種類はまだ少ないですが、これからも次々と出していきます。
「Tsukuyomi Design」をよろしくお願いします。

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「聖地巡礼」➀

 多趣味な私ですが、超常現象・オカルト系は子供の頃から人生の一番のよりどころでした。
特にUFO・宇宙人ネタは大好物です。
数十年前は一般人がビデオカメラを持つ事もありませんでしたし、普通のカメラも性能の良いものなど所有している家はなかなかありませんでたから、UFO映像なんてものは貴重でしたし、鮮明なものはほぼ皆無でした。


 それが最近では誰でも肌身離さずスマホを持っていますから、UFO映像も溢れるように出てくるようになりました。
衝撃的な映像もありますし、ネットの普及で考えられないような情報が入ってくる事があります。
ただし、カメラの普及だけでなくCG技術も一般的になってしまったのでインチキ映像も爆発的に増えました。
私の見ている分にはテレビやネットで流れている映像はほとんどが偽物で、特にテレビ番組で流しているのは99%CGにしか見えません。
どう見てもシチュエーションに無理があるものが多く、UFO自体の出来以前の問題です。
そのインチキもどんどん巧妙になってきてはいるものの、やはり作り物には違和感というものが隠せません。
それを見ているタレントがワーキャー言っているのを見ていると何とも覚めた気分になります・・・


 そんな中で45年も前の事件なのに今なお”日本一信憑性の高いUFO事件”と言われる「甲府UFO事件」というものがあります。
なぜ信憑性が高いかというと、まず、最初に接触したのは小学生二人組なのですが、その後連れてきた二人の母親も目の前で着陸しているUFOを見ているということです。
UFO目撃談は、普通その距離は近くても数十メートルから数百メートルです。
一番多いのは飛んでいるのを見る程度です。
私も今までに4度見たことがありますが、やはり遠くを飛んでいるものがほとんど。
一番近かったもので上空数百メートル程度だったと推定します。


 それが、この甲府事件では光り輝く着陸中のUFOの目の前で、もはや接触と言える距離だったのです。
そして、何よりも驚きなのは子供たちに至っては、UFOのハッチが開き、宇宙人がかがみながら出てくるのを目の前で見ているのです。
そして、更に更に、子供の一人は宇宙人に後ろから肩を触られたと言うのですからとんでもない事件です。
そして、後になって(何年も経ってから)近所の保険勧誘員の女性が”実はその時宇宙人と運転中に接触し、ボンネットを触ってきた”と告白したのです。





※ 甲府事件は9:37からです。

 当時はあまりの騒ぎに怖くなって言えなかったそうです。
また、家族にも「頭おかしいと思われるから絶対に話してはいけない」と言われたそうです。
それはそうだと思います。
事があまりに大き過ぎますから。
そしてしばらく経ってから”もう黙ってられない”と、告白を決意し、矢追さん宛に手紙を出したということです。


 こんな話をすると、とにかく「嘘に決まっている」「子供のいたずらだ」「ヤラセだ」という言葉が飛んできます。
まあ、そりゃ証拠を見せることなんて出来ないでしょうが、そんな馬鹿な話を捏造したって世間から叩かれるだけって分かるはずです。
テレビ局からのわずかながらの金や知名度狙いでそんなバカなことするとは思えません。
しかも親まで一緒になってイタズラしたらどんな仕打ちをされるかアホでも分かります。


 そんなこんなで、私にとっても甲府事件は特別なのです。
そこにUFOが現れ、着陸し、地元民と接触したなんて・・・
好奇心は止まりません。


 ということで、聖地巡礼行ってまいりました。
ネットというのは便利なもので、テレビ映像に出てくる団地や墓地はすぐに見つかりました。
その団地を見た時は鳥肌ものでした。。
この上空目の前までUFOが降りてきたのか・・・と。
残念ながら着陸地のぶどう畑はすでに無くなって工場になっていましたが、大体の場所は分かりました。
ここに45年前UFOが着陸したのか・・・
興奮は抑えられませんでしたが、すでにおよそ四半世紀前の話。
近所の新しめの家の人達はここにそんな逸話があることすら知らない人の方が多いのでしょう。
なんとも勿体無い話です・・・





 向こうに見える山の方からこちらへ驚く程のスピードというか、気づいたらもう頭上まで来ていたという感じだったらしいです。

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 この団地の真上まで飛んで来たのです。
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 ふたりの小学生はこの建物の左側で遊んでいたのだそう。
遊具などが今でも残っています。
このすぐ真上でシャッター音のような音を何度も出しながらホバリングしていたとのこと。
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 怖くなって逃げ込んだという墓地。
この墓石の裏に身を隠したとのこと。
お墓の写真撮ってスミマセンm(_ _)m
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 その後、UFOはぶどう畑に移動していてしばらく着陸していたそうです。
そこで触れるほど接近しUFOの周りを歩いたというから驚きです。
そんな話他に聞いたことありません。
そして、そこで肩を触られたというのです。


そして、怖くなった子ども達は怖くなって親を呼びに行ったのだそう。
母親達が半信半疑で来たところ、まだUFOはそこにとどまってもの凄い光を発していたのだそうです。
そして、光の色が変わったと思ったら小さくなって消えてしまったそうです。
ただ、その時間にも近所で歩いている同じ宇宙人の目撃証言が出てきたのです。

 白い大きな工場が以前着陸地だったぶどう畑があったところです。
当時は周りは畑ばかりで、この道路もただのあぜ道だったそうです。
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 じつは、ここへ来るのは二度目なんです。
私にとってここはロマン感じる聖地。
この場所に居るというだけで心が躍るので、再度来てしまったという感じです。


 甲府UFO事件・・・
実に興味深い・・・