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独断と偏見「カッコいいモノ」 ”オーディオ” カセットテープ編 (TD CROWNあり)

 ※ TD CROWN あり

 前回、カセットデッキ編をお送りしましたので、カセットテープも外せないだろうということで、今や骨董品扱いの”カセットテープ編”です。

 私の幼き頃の記憶に残っているのはまさにこれです。
当時はラジカセとこれがあれば一日遊んでられました。
また、あるある話でよく聞く”テレビの音録音するから声出さないで!”という時代でした。
この頃は音質とかそんなものは発想すらなく、どれだけ長く録音できるかくらいしか考えてなかったと思います。
すると必然的に120分とか180分のカセットを使うわけです。


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 しかし、そのデメリットとしてとにかく早送り巻き戻しが時間が掛かって仕方が無かったと思います。
そして、ぴったりの頭出しなどは神業でした。
早送りのキュルキュル音を聞きながら、一瞬途切れた瞬間に指を離す!
「あー、まだここか!」の繰り返し。
ピッタリ一発で決まった時は快感でした
音楽を聴くだけなのに今では考えられない攻防でした・・・


 それから時が過ぎ、中学、高校となってくると音に凝り出し、ノーマル・ハイポジ・メタルなどを使い分けていきます。
そして、自分なりのオリジナリティを考える様になり、お気に入りのデザインのカセットを使いレタリングで飾るようになりました。
その頃流行っていたカセットテープの中から、当時というよりは現在の自分が選ぶデザインのものを挙げていきます。
このブログはあくまでもデザイン主体の話です。
実際の音質や性能は考慮していません。
デザインする人間として、あくまでも”カッコよさ”に注目するものです。


 ただ、これだけは言いたいのですが、アナログはやっぱり音が良いです。
デジタルでは再現できないものを再現してくれます。
そのせいかどうかは知りませんが、最近若い人の中でカセットが再燃しているようです。
これらのカセットテープがオークションで1本5千円~1万円で取引されているようです。
理由はどうあれ嬉しいものです。





5位「DENON MD」
 これは私も常用していたカセット。
すごくシンプルなのだが、二段の窓にすることで見栄えだけでなく剛性が増したように感じる。
また、全体的にはソニーのESシリーズに似ているが、ハブ(テープが巻いてある丸いの)のスリット(?)が丸ではなく角形でしかも細かいところがメカっぽさを演出。
そして、シンプルさつまらなくさせないオレンジのテープ止めのストッパーと、メタルテープらしい細かく入った金文字。
奇抜さはないが、普段使いにちょうどいいデザイン。

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(画像引用:「カセットテープ収蔵品展示館」





4位「maxell Metal Vertex」
 maxellが出したメタルらしい重厚かつ思い切ったデザイン。
金のプレート以外には「A」「B」以外の印刷はないのだが、本体が安っぽいブラックなどではなく重いグレーでマット調なのが全体を引き締めて一体感を持たせている。
ゴールドのプレートのはめ込み部分を見ると角が立った上で隙間がないという精密さを感じる。
この縁の精密さを欠いただけで雰囲気は変わってしまっただろう。
また、ゴールドプレートのハブ穴への切り込みの精密さも秀逸。
一枚一枚削り出したかのようだ。
しかもシリアルナンバーの刻印入り!
量産品と思えないクオリティ。

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(画像引用:「N's Page」

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(画像引用:「fabcross」






3位SONY 「METAL MASTER」 「 UX MASTER」
 これに関しては、他のデザインとはまた視点が違う気がする。
素材からデザインが始まっている。
もちろん音質の為の素材選びなのだろうが、それ込みのデザインとなったと思う。
セラミックで覆うという突飛な事をソニーがやったというのも驚きだが、このシンプルな印刷を完璧なデザインでこなしたと言っていいだろう。
このシンプル配置を少しでもずらせたら失敗だろう。
小さな窓、隙間のない精密な成型、それによってその印刷も生きる。
結果、宇宙船を思わせる前代未聞の未来形デザインとなった。
各社見ても、この手のデザインは後にも先にもこれだけだった。

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(画像引用:「hiroyaikedaの物欲の館2」




2位「TEAC Ocasse (OPEN CASSTTE TAPE)」
 正直迷った。
これを2位にするか、ランク外にするか・・・
独断と偏見でもこれをどう判断して良いか。
もちろん個人的にはこのメカメカしさは好きだ。
だが、異端児過ぎて他と比べるステージのものなのだろうか・・・と悩んだ。
が、やはり、それも込みでデザインであろうということで、堂々の2位とさせて頂いた。
TEAC独特のセパレートシートを使わず、まるでオープンリールデッキのようなリール式を取り入れた。
ターンテーブルで有名なトーレンスも取り入れているようだが、これだけで私好みのメカっぽさだ。
とは言え、TEACもトーレンスもリールを目立たせたいのかカセットボディは透明なものがほとんど。
そんな中でボディのデザインも捨てなかったのがこのモデル。
賛否ははっきり別れるところだろう。
実際、市場では大コケしたらしい。
ただ、今になって高額取引されているのが本当の価値を表していると思える。
いろいろ考えずに、パッと見て、カッコいい!

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(画像引用:「KeyTaccata's FF Diary」




1位TDK MA-XG Fermo
 これはダントツのブレることなしに一位です。
デザインという意味では文句の付け所もない惚れ惚れするカセットです。
全身マット仕上げだと通常一色か二色くらいだと思います。
それを三色、モスグリーンをトップに持ってきてそれがちゃんと生きている。
文字も中心に持ってきて高級感を出している。
金文字もいやらしくならない使い方。
そして、一瞬見逃しそうだが、中心の小窓の白い縁が手抜きの無さを感じさせる。
更に、下部中心のゴールドのネジが高級感を際立たせる。
しかも、マイナスねじを使っているのが素晴らしい。
一番下の写真、バラしても高そうに見えるカセットなんか見たことありません。
現在1本6千円前後で取り引きされているようです。
独断と偏見、文句なしの一位は「TDK MA-XG Fermo」です。



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(画像引用:「N's Page」

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(画像引用:文字色y.com/blog/2007/09/fermo.html" target="_blank" title="「あの頃のオーディオに魅せられて。。。」">「あの頃のオーディオに魅せられて。。。」





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